基本的に家賃が高い物件が多い
賃貸マンションデメリットと言えば、家賃が比較的高めな点です。いわゆる賃貸アパートに比べて、設備が充実しており持ち家のような感覚で暮らせるのがメリットですが、他の賃貸物件に比べてランニングコストはお高めです。特に都市部の賃貸マンションは家賃やその他の維持費が高めです。無理して高級賃貸マンションに暮らすよりも、安価な賃貸アパートをあえて選び、毎月コツコツとマイホーム購入の貯蓄をした方が大局的に見てお得という可能性があります。郊外にはアパート同様、ランニングコストが安価な賃貸マンションがありますが、提供されている物件数は少なめです。条件の良い賃貸マンションは早い者勝ちになっているのが実情で、良い物件を見つけた時は迷わずに決断をしなければいけないのが、少しネックでもあります。
規約が厳しめに設定されている
賃貸マンションは防犯性が良かったり、ご近所の方々のモラルが高かったり、最新鋭の住宅設備が使える等、お高めの家賃を支払うだけの満足感が得られます。一方で賃貸契約で暮らす住民もまた、物件を所有するマンション住民と同じ規約を厳守しなければいけません。ペットの飼育が固く禁止されていたり、近所迷惑になる生活音に厳しかったり、共有スペースの使い方が厳格に定められていたり、全体的にルールはシビアです。同じ賃貸マンションでも建物によって規約は異なっており、引っ越しする前によく確認する必要があります。いわゆる風紀が良いマンションほど、規約が複雑に厳しく設定されているため、多感な年ごろのお子様と暮らす場合にはやや不向きかもしれません。